【すべらない話】少しすべる話
あちぃー(´Д`)
『夏と言えば』で思い出した!
僕のオカンの話。
オカンはいつからか少し天然(年のせいかも)です。
僕が笑えたオカンの話をいくつか思い出したので、文章で伝えるのは難しいとわかっていますが
せっかくなので夏にあったエピソードを書いてみようと思います!
『すべらない話』と言いたいけど、『少しすべる話』
・オカンと蝦
何年か前の夏、日頃は家族でご飯を食べる事が、ほとんど無いけど
この日は珍しく、家族が集まってご飯を食べる事になりました。
ワイワイご飯を食べれて、日頃『ムスッ』としてるオヤジもニコニコして
僕達兄弟も楽しくお喋りして、オカンもノリノリでした。
しかし、
ちょこちょこ邪魔する奴がいた!『蝦』の野郎です!
その一匹の蝦が気になって気になって、やっつけたいのに中々やっつけられず
次第に皆、イライラし始めた!
「そのうちどこかに止まったらパーンとやっつけよう」なんて言ってたら、タイミング良く蝦が止まった!
オヤジのデコに……。
今まで散々邪魔してきた蝦!
ここで確実に仕留めたい蝦!
勇敢にもオヤジの隣に座ってたオカンが
「わたしが殺るわ!」と言うので皆、オカンに託した。
オバサン特有の、手のひらに「はぁ~、はぁ~」と息をかけて、
オヤジのデコにパーーン!とした。
良い音が鳴り響いた。
痛がるオヤジ。
手応えアリの笑みを浮かべるオカン。
オカンが蝦を仕留めた手を、オヤジのデコから離した。
しかし、仕留めたと思ったはずの蝦がいなかった……。
そして、蝦の代わりに、恐らく「はぁ~、はぁ~」の時に付いたのであろう
ペッタンコになった『米つぶ』がオヤジのデコにへばりついてた 。
叩かれたデコを痛がるオヤジを気遣い、蚊ではなく、ペッタンコの米つぶが付いている事を、僕達は言うことなく
楽しい食事を再開したのでした。
・オカンとケーキ
15年ぐらい前の話。
オヤジの誕生日だったので
買い物とケーキを買いに行くため、オカンと姉ちゃんと僕の三人でジャスコに行きました。
買い物を済ませ、ジャスコ内のケーキ屋さんへ。
僕の家はあまり誕生日ケーキで、大きなケーキは買わないので、この時も小さいケーキを買うことになりました。
ショートケーキとか1人サイズのケーキ。
前に子供連れのお客さんがいたので待ってました。
オカンが「あんたらどれにする?今の内決めといてよ」と言いましたが、正直、何でも良かったので
「ショートケーキでいいや」と言い待ってました。
前に並んでる子供が凄い元気いっぱいでした。
退屈だったのか、かまって欲しいのか、子供が親に
「モンゴリアンチョーープ」なんて言って、天山の真似して、ビシバシとモンゴリアンチョプを浴びせてました
そして、僕達のケーキを買う番がきた。
姉ちゃんもショートケーキにするらしく、僕の兄の分もショートケーキにするって事になり(僕、五人家族)ケーキの注文。
そしたらオカンは
「えーと、ショートケーキ3つとモンゴリアン2つ」
と言い出した。
ん!?モンゴリアン?
『モンブラン』と間違えたんだなー!
さっきの子供が「モンゴリアンモンゴリアン」言ってたから、うつっちゃんたんだなー
と思っていると、すぐさま姉ちゃんが
「オカン!ちがう!それ『ゴ』じゃなくて『ブ』や!」
と注意した。
後から聞くと、姉ちゃんは思ったらしい。
オカンは表示されてる『モンブラン』の『ブ』を『ゴ』を見間違えているんだなーと。
でも、間違いを指摘されて恥ずかしがるオカンはもう、すでにテンパってた!
「あ、あ、ごめんなさい、モンブリアン、モンブリアン2つです」
優しい店員さんは、オカンがモンブランを欲しい事を理解してくれて、無事にケーキを買うことが出来ました。
でも僕は見た!
下唇を噛んで、笑いを堪えてた店員さんを!!